40 年間のバイオ燃料研究を調査。 バイオエタノール関連の特許発行と商業化において 中国が米国を逆転

オハイオ州コロンバス発:2010年6月24日

 

化学情報の世界的権威であるChemical Abstracts Service (CAS) は、2009 年のバイオエタノール特許の発行数世界一は中国で、バイオエタノール研究の商業化において世界をリードしていると報じた。


報告書「 CAS Chemistry Research Report: China Takes Lead in the Commercialization of Bioethanol」の中で CAS は、バイオ燃料の開発に向けた 40 年間の科学研究を調べた。もっとも注目される知見は、バイオエタノール関連の論文数は米国が第 1 位だったが、特許の発行数では中国がトップだったことだ。同報告書の重要な知見としてはほかに次のものがあった。

 

  • 2009 年、米国は第 1 および第 2 世代のバイオエタノールについて 105 の論文を発表、この数は世界第 1 位であった。
  • しかし同じ年、バイオエタノール関連の特許発行件数第 1 位は、156 件の中国国家知識産権局 (SIPO) だった。
  • 2000 年から 2009 年までの間に、第 2 世代バイオエタノール (小麦の茎など非食用素材が原料)に関する文献は 586 パーセント増加した。そのうち特許は 2,341 パーセントの激増である。
  • 第 2 世代バイオエタノールに関する研究のペースは、第 1 世代(食用素材が原料)や第 3 世代(藻類が原料)のバイオエタノールよりもかなり速い。
  • バイオエタノール研究の最新分野である第 3 世代(藻類が原料)バイオエタノールについては米国の研究者による文献がもっとも多い。


CAS のマーケティング担当バイスプレジデント、クリスティン・マキュー(Christine McCue)は次のように述べている。「第 2 世代バイオエタノールの研究に世界的な注目が集まっているのは、今あるバイオエタノールよりも持続可能性が高く、廉価で、環境にもやさしい燃料への期待が高まっているということです」


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Updated 2010-12-10 午前02時14分23秒